安全に関する研究、環境に関する研究などを行っています。

 環境安全化学研究室は、大学を構成する全ての人の安全と衛生の管理を行う安全衛生管理部の中にあり、そのミッションである、学生・教職員に対する安全衛生教育・講習を通した大阪大学の安全風土の醸成を行うと共に、広く科学技術の安全に寄与する研究を行っています。

 学内で発生する事故事例を元にした事故の傾向の分析、それを元にした安全教育手法の開発、また、学内のみならず日本、世界の大学内の事故に関する調査研究を行い、様々な分野での事故から共通の要因を探り出すことで、より安全な研究・実験操作の提言・指導を行っています。

 それに加えて、現在は、リチウムイオン二次電池の本質安全化を目指した低障壁イオン伝導性高分子電解質の研究、光によって化学的性質を制御できる分子の研究、様々な化学物質が生体に与えるストレスに対する生物の遺伝子レベルでの応答に関する研究なども進めています。

1. 安全風土の構築を目指した大学における安全教育手法の開発
2. 世界の大学における事故の調査・分析
3. 低障壁イオン伝導性高分子の研究
4. 水素結合のスイッチングによる光-化学エネルギー変換系の研究
5. リアルタイム微量化学物質検出技術の開発




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