大学で起きる様々な事故事例を収集し、その傾向を解析しています。
傾向の一例を以下に紹介します。これらの事例情報は全学にフィードバックするために、一覧化や、パンフレットの作成などを行い、広く伝達できるように努めています。

 事故の総傾向







■全報告件数と事故の詳細分類
 (平成16年4月〜平成22年3月)

    

平成21年度末までに約1700件の事例が報告されました。 ヒヤリハットなど、軽微なものも含めた総数ですが、これらの事例を教訓に再発防止に努めましょう。


■実験系事故の詳細について

           

「切傷」(特にガラスによる切創)、「薬品関連」(特に薬品が目に飛んだ、顔、手に飛んだ薬傷)が多く発生しています。これらは 80%が学生によるものであり、特に学部生の割合が高く、実験始めの段階で知識、技術がないまま研究を遂行し、被災していることが分かります。 研究室配属時、また学生実験開始時には、“行う作業が危険作業であること”を必ず教育し、被害が起きた場合でも最小限に留められるように今後も努力をお願い致します。




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